こんにちは、旅行とグルメが大好きな食べ旅(TABETABI)です♪
突然ですが、皆さんは和華蘭 (わからん)文化という言葉をご存知ですか?
長崎県で生まれた独特の異国融合文化ですが、これは「卓袱料理」という食文化でグルメ界隈にも見られます。
今日はそんな卓袱料理や和華蘭グルメの歴史、そして、そんな和華蘭グルメから誕生した長崎名物の角煮まんじゅうをご紹介します。
卓袱料理、和華蘭グルメとは

長崎に出島が作られたのが和華蘭文化のはじまり。
長崎県は江戸時代の鎖国政策で貿易が限定的に許可された場としても知られています。
キリシタン対策や東南アジア界隈でのトラブルもあって朱印船が廃止された流れで、出島が作られた長崎には日本と交流の有った外国人の居住者が集中しました。
日本での宣教の禁止を強化する一貫で、朱印船制度を廃止し、日本発の人工島である出島を作り、この地のみに滞在や取引を限定した、いわゆる「鎖国」の影響で長崎県は中国、ポルトガル、オランダといった他国文化の唯一の入り口となります。
貿易の権利を争ってポルトガルとオランダが対立構造(カトリックとプロテスタント)にありましたが、ポルトガルの起こした朱印状偽造事件(岡本大八事件)で信頼は失墜、最終的にはオランダが信頼を勝ち取り、ポルトガルの為に作られた出島からポルトガル人を追い出し、オランダ(正確にはオランダ東インド会社)が独占、莫大な利益を生み出しました。
こうして、長崎には和(日本)、華(中国)、蘭(オランダ中心の欧州料理)の複合文化、つまり和華蘭(わからん)文化が広がったわけです。
長崎県のグルメがユニークな理由
卓袱(しっぽく)料理という食文化は、、中国料理や西欧料理が日本化した宴会料理の一種で、和華蘭グルメのコース料理です。
卓はテーブル、袱はクロスの事をさし、ひとりひとりに膳が出される日本の常識とは異なり、一つの丸いテーブルを皆で囲んで大皿で食べるという中国式のスタイルと、西洋(主にオランダ)の珍しい食文化を日本人向けにした卓袱料理は長崎県を超えて江戸にもブームを巻き起こしたのです。

やがてブームは去りましたが、発祥の長崎県では卓袱料理を含む和華蘭文化が定着し、長崎ちゃんぽんや皿うどん、トルコライスや角煮まんじゅうなど独特でユニークな食文化が生まれたんですね。
今日は、そんな和華蘭グルメの1つとされる角煮まんじゅうをご紹介したいと思います。
紹介するのは、角煮まんじゅうを考案した岩崎本舗の元祖・角煮まんじゅうを更に進化された「大とろ角煮まんじゅう」です。
【長崎発祥】和・華・蘭の融合が織りなす極上の口溶け!岩崎本舗の「大とろ角煮まんじゅう」で、食卓がフルコースに!
マレーシアの料理は独特でユニークで世界中から注目されている、という話を聞いたことは有りますか?
マレーシアは、もともとマレー半島近隣に暮らしていたマレー民族、植民地化した欧州、そしてその欧州の関係でマレー半島に来た中国人やインド人。
この超多民族集合体で出来た国・マレーシアでは多様な異文化が混ざり合って独特の食文化が生まれており、他に類を見ないユニークで美味な食べ物が沢山有るんです。
かくいう日本も、カレーやラーメン、餃子、パスタやハンバーグ、天ぷらに焼肉など、家庭や大手外食チェーンでもお馴染みの人気の料理の多くはもともと他国の料理を日本でアレンジしたものが多いですよね。
異国文化が混ざり合った料理は、その両方にも合わせられているという事。
長崎の和華蘭 (わからん) グルメも同じように様々な人に愛されるよう進化した美食文化なんですね。
今日ご紹介する長崎名物の角煮まんじゅうは、長崎発祥の文化が育んだ和華蘭 (わからん) グルメの象徴であり、角煮まんじゅうの元祖・岩崎本舗が贈る、常識を超えた柔らかさの「大とろ角煮まんじゅう」です。
この「大とろ角煮まんじゅう」が、これほどまでに人々を魅了し、定番のお土産という地位にまで登りつける事が出来たのか。
その秘密を解き明かしていきたいと思います。
和・華・蘭の饗宴!長崎卓袱料理の極上品「東坡肉」
長崎は、古くから海外との交流が盛んだったため、日本の文化(和)、中国の文化(華)、そしてオランダなどのヨーロッパ文化(蘭)が融合した、独自の「和華蘭文化」が根付いています。
その集大成とも言えるのが、宴席料理である「卓袱(しっぽく)料理」です。
以下は卓袱料理で出されるコース料理の順番です。
小菜 – 刺身、アラの湯引きや三品盛りなど冷たいもの。
中鉢 – 東坡煮やハトシ、天ぷら、パスティラ(ポルトガルのパイ料理)など温かいもの。
大鉢 – 野菜の煮物、おひたしなど季節の材料を使った和食の盛り合わせ。
梅椀 – 甘いもの。お汁粉やポルトガル菓子、中国菓子など様々。
この卓袱料理のフルコースの中で、中鉢の一品で出されるのが、豚の角煮である「東坡肉(トンポーロー)」です。

蘇軾(そしょく)は中国北宋の政治家、文豪、書家、画家で、東坡居士という称号があった。
中国の詩人・蘇軾が考案したとされるこの料理は、豚肉をじっくりと煮込み、旨味を凝縮させたもので日本でもお馴染みの食べ物ですよね。
蘇軾は、号(名前とは別に名乗る称号の事)を東坡居士といい、「東坡肉」の語源の元になっています。
岩崎本舗の角煮まんじゅうは、この極上の「東坡肉」を、誰もが手軽に味わえるようにと、ふっくらとした特製饅頭で挟んだのが始まり。
この角煮まんじゅうは、ただの肉まんではなく長崎の歴史と文化を一口で味わえる贅沢な「卓袱料理の一品」なのです。
角煮まんじゅうの常識を覆す「大とろ角煮」の秘密
岩崎本舗の角煮まんじゅうが他店のものと一線を画す最大の理由は、ベーシックな角煮を更に長時間煮込んだ「大とろ角煮」にあります。
倍の時間をかけてじっくりと煮込むという独自の製法で、この手間暇を惜しまない仕込みこそが大とろ角煮の驚異的な柔らかさを生み出します。
一口食べれば、まるでバターのように口の中でとろける感覚、そして角煮まんじゅうの常識を超えた柔らかさに驚くことはず。
豚肉の旨味が凝縮された脂身は、口の中でスッと溶け、赤身はホロホロと崩れながら、特製のタレの深いコクと共に舌全体に広がります。
大とろ角煮のジューシーさと、ふっくらと甘みのある特製まんじゅうが一つになることで、まさに至福の口溶けが完成します。
その美味しさは、濃厚でありながらも上品で、いくつでも食べられる飽きのこない味わいです。
自宅で手軽に味わう、長崎名物の「贅沢」
長崎旅行に行かずとも、この「大とろ角煮まんじゅう(8個入り)」があれば、ご自宅の食卓が、長崎の文化が詰まった贅沢な空間に変わります。
冷凍で届くため、食べたい時に電子レンジや蒸し器で温めるだけという究極の手軽さも魅力。
忙しい日の夕食の一品として、小腹が空いた時のおやつとして、あるいは急な来客へのおもてなしとして、冷凍庫にストックしておけば、いつでもプロの味を楽しむことができます。
このセットがあれば、日々の食卓がマンネリ化することなく、常に新しい驚きと美味しさを楽しむことができます。
大切な人へ贈る、長崎の「食の歴史」をギフトに
「元祖・岩崎本舗の角煮まんじゅう」は、その圧倒的な品質と、長崎の歴史というストーリー性から、贈答品としても大変喜ばれる逸品。
「いつものお土産」では満足できない、ちょっと贅沢でめずらしいものを贈りたい時に最適です。
特に、卓袱料理の極上品「東坡肉」を手軽に味わえるという背景を知れば、贈る相手もその価値を深く理解し、喜びもひとしおでしょう。
食通の方、珍しいものが好きな方、そして、なかなか長崎に旅行に行けない方への贈り物として贈れば、きっと「こんなに柔らかい角煮は初めて!」と感動の声が上がるに違いありません。
贈る人の心遣いまで伝わる、まさに「とっておきのギフト」と言えるでしょう。
「元祖・岩崎本舗の角煮まんじゅう」は以下の岩崎本舗公式オンラインショップでお買い求めになれます。
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TVや雑誌などメディアですっかりお馴染みの長崎名物角煮まんじゅうです! |
まとめ:ふるさと納税の返礼品にもなっています。
長崎の和・華・蘭文化が育んだ卓袱料理の極上品。
一般的な角煮の倍の仕込み時間をかけた「大とろ角煮」の驚異的な柔らかさ。
角煮まんじゅうの常識を超えたジューシーさを、自宅で手軽に味わえる贅沢。
この「岩崎本舗の大とろ角煮まんじゅう」は、単なる肉まんではありません。
それは、長崎の歴史と、職人の情熱、そして「食を通じて最高の喜びを届けたい」という願いが凝縮された、長崎の食文化の歴史そのものなのです。
そんな岩崎本舗の大とろ角煮まんじゅうは、現地での購入、オンラインショップでの購入のほか、長崎県島原市のふるさと納税返礼品として手に入れる事も出来ます。
長崎県島原市へのふるさと納税は以下よりお支払い可能です。

