こんにちは、旅行とグルメが大好きな食べ旅(TABETABI)です♪
皆さんは麺類はお好きですか?
日本の麺類といえばラーメン、うどん、お蕎麦に素麺にひやむぎ、さらにパスタやビーフン、ユニークなものでこんにゃく麺や豆腐麺など多岐にわたり親しまれていますよね。
円安によるインバウンド需要の影響や日本ブームも手伝ってラーメンやうどんが世界的に人気、丸亀製麺や一蘭などのチェーンも世界進出し、高く評価されています。
今日は、そんな日本の麺類の中でも、恐らく最も日本らしい麺類、蕎麦にフォーカスします。

日本食の代表格、蕎麦。こだわりの職人が多い。
日本の歴史と、蕎麦と、うどん

夏に食べたくなるザル蕎麦。
今現在において、世界的に見れば「日本の麺類といえばラーメン」かもしれません。
しかし、日本人ならご存知のようにラーメンは中華そば、日本の麺類といえばお蕎麦かうどんと答えるのではないでしょうか?
日本の歴史的にはうどんの方が古い(一説には素麺からうどんに派生したという話も)のですが、お蕎麦も落語に使われたり慣用句になっていたり、「引っ越し蕎麦」「年越しそば」その他にも節分やひな祭りにも蕎麦を食べる習慣が根付くなど、うどんに負けない支持を得ています。
なぜ、古くからうどんがあるのに、お蕎麦はこれほどまでにイベントの度に採用されたのでしょう?
「蕎麦」は世界中で食されている。

フランスの代表食、ガレット。蕎麦粉を使うのはブルターニュ風。
まず最初に、お蕎麦は和食のイメージが強いですが、蕎麦粉を使った料理は世界中に存在します。
例えば
- フランスでは蕎麦粉を使ったクレープ「ガレット」が国民食の1つです。
- イタリア北部に蕎麦粉を使ったパスタ「ピッツォッケリ」が存在します。
- ロシアや東欧では蕎麦粉パンケーキ「ブリヌイ」が人気です。
- インドやネパールでは蕎麦粉の無発酵パンの「ロティ/チャパティ」が日常的に食されます。
- ウクライナやロシアでは蕎麦の実の粥である「カーシャ」が好まれます。
- 韓国では日本と同じ蕎麦の麺類である「マッククス(冷麺)」が主食の1つになっています。
また、蕎麦の実から作られたグルテンフリービールやウイスキー、日本にも蕎麦焼酎があるなどアルコールにも用いられますよね。
このように世界でも蕎麦は食べられており、驚く事に和食のイメージの強い日本の蕎麦も、原料の蕎麦の実は8割以上輸入なんです。
ですが、例え世界で食べられていたとしても伝統的な日本食の代表の1つである事に替わりありません。
そんなお蕎麦は日本でも主食の1つ、時にコミュニケーションツールとして親しまれてきました。
コミュニケーションツールとしての蕎麦
前述したように、お蕎麦は引っ越しの挨拶や年越し、ひな祭りや節分など様々なイベントのコミュニケーションツールとして採用されています。
そもそも、蕎麦は縁起物として扱われており、
- 細く長いため、その形状にあやかって長寿を願った。
- 小麦粉を繋ぎに混ぜるほど切れやすい性質にあやかって年の厄を断ち切ると願った。
- 当時の金箔細工師が飛び散った金粉を蕎麦粉で集めた事にあやかり、金運を呼ぶ事を願った。
と考えらて縁起を担ぐ等、蕎麦は日本人にとって重要なものとなっていきました。
ひな祭りや節分も概ね同じ理由です。
ただ、引っ越しだけは異なり、もともとは小豆の粥を引っ越しのあいさつに用いていましたが、江戸では蕎麦を用いるようになっていきました。
何故、江戸だけ引っ越しに蕎麦を贈るの?
引っ越し蕎麦は、令和の時代ではあまり聞かなくなりましたが、昔は一般的な礼儀として当たり前の習慣でした。
この習慣は江戸時代から始まった、江戸の街が発祥の文化と考えられています。
江戸の街ではマイホームを手に入れてその場所に永住する、というのはごく一部の裕福な家庭で、多くの場合は長屋を借りて住んでいました。

長屋は基本的には今の賃貸と同じで空の状態で住まいを貸すので家具や生活用品は住民が自分で用意しますが、江戸は人が多く引っ越しも頻繁だったため、家具や生活用品のレンタル業ができ、このお陰で住民もほぼ手ぶらのような状態で引っ越しが出来たのです。引っ越しも多い人では、例えば葛飾北斎は90歳まで生き、その生涯で93回も引っ越しをしていました。このことは飯島虚心が明治時代に書いた『葛飾北斎伝』に「画工北斎畸人也。年九十而移居九十三所。(風変りな画家、北斎。90年で93か所に移り住む。)」と記されています。
基本的に長屋は5世帯ほどの共同住宅、つまり仲間に入れてもらう感覚だったので、ご挨拶として食べ物を配るようになっていきました。
始めのうちは粥や餅を配っていましたが、江戸中期には「江戸患い」という病、今でいう脚気が流行しました。
将軍のお膝元である江戸には日本中から年貢、つまり米が送られてくるので江戸住まいでは贅沢品だった白米を食べるのに困っておらず、一種のステータスになっていて、江戸っ子は白米ばかり食べていたのです。
脚気は米ばかりを食べる事でビタミンB¹が欠乏する疾病ですが、これを体感的に理解していた人が、米を控えて蕎麦をメインに食べる人が増えました。

歌川広重「江戸名所百景」では移動式の蕎麦屋が描かれている。
こうして江戸中期には江戸っ子の間で「蕎麦は粋な食べ物」となり、「蕎麦屋」も急増、引っ越しの贈り物もいつしか蕎麦に替わっていきました。
傍にお邪魔する、細く長いお付き合いを、という意味を込めて、という側面的な理由もあって「引っ越し蕎麦」はスタンダードと化していったのです。
つまり、引っ越し蕎麦は江戸で広まった文化で、昭和の頃には日本全国に広がった習慣だった、というわけです。
こうした理由もあって、関東は蕎麦、関西はこういった背景が無いため昔から親しまれているうどんが「麺料理の定番」となっていったのでした。
関西には日本三大蕎麦の出雲そばがあるけど…

黒ずんだ麺、割子、薬味を添えるのが一般的な出雲そばの形式。
関東は蕎麦、関西はうどん。
でも、関西には日本三大蕎麦の「出雲そば」があるのはどう説明するの?と疑問に思った方もいるかもしれません。
島根県の出雲で蕎麦が普及したのは、江戸時代。
当時信濃国(長野県)の松本藩を治めていた松平直政が、3代目の徳川光圀の命で国替えをする事になりました。

蕎麦好きで知られる松平直政。
新しい領地は出雲国の松江藩です。
この時、松本藩で気に入っていた蕎麦職人を出雲に連れて行って蕎麦が伝わったのが出雲そばの始まりと言われています。
長野県は日本三大蕎麦のわんこそば(岩手)、出雲そばに並ぶ「戸隠そば」の地で、他にも信州そばが普及しています。
また、出雲南部(今のの雲南市あたり)が蕎麦の栽培に適した環境であったのも幸いしました。
更に、7代目の松江藩主・松平治郷が無類の蕎麦好きであった、出雲大社へのお参りの帰りに蕎麦を食べるのが庶民の楽しみになった等、次第に出雲の国に蕎麦文化が浸透していったのです。
今日はそんな伝統の出雲そばでも「献上そば」と呼ばれる特別な蕎麦を打つ老舗<羽根屋>の本格出雲そばギフトセットをご紹介します。
💯 出雲そばの最上級!?皇室に認められた証に「献上そば」の名を許された老舗<羽根屋>の出雲そば
八百万の神々が集う地、島根県・出雲。
この神秘的な空気感の中で育まれ、日本三大そばの一つに数えられる「出雲そば」は、私たちが普段目にする蕎麦とは一線を画す力強くも美しい佇まいをしています。
今回スポットを当てるのは、その出雲そばの中でも「至宝」と称される名店、江戸時代から続く老舗中の老舗<羽根屋(はねや)>の本格ギフトセット。
なぜこれほどまでに香りが高いのか?
ひと口啜れば、これまでの蕎麦の概念が鮮やかに塗り替えられる。
そんな伝統の「献上そば」の真髄に迫ります。
🌚 黒さに秘められた旨味の爆発。殻ごと挽き込む「挽きぐるみ」製法の魔法。
出雲そばを初めて見る方は、その色に驚かれるかもしれません。
一般的な主流の蕎麦には見られない野性味溢れる「黒」。
実はこれこそが美味しさと栄養が詰まった「本物の証」なのです。
その秘密は「挽きぐるみ」と呼ばれる伝統的な製粉方法。
一般的な蕎麦は実の外皮を取り除いてから挽きますが出雲そばは殻のついた実をそのまま挽き込みます。
香り成分が最も集中している外層部まで余さず粉にするため、手元に届いた瞬間から大地の生命力を感じさせる芳醇な香りが立ち上がります。
殻に含まれるビタミンB群やルチンなど、蕎麦本来の栄養を損なうことなく摂取できる身体にも優しい一杯となるんです。
つまり、この「黒さ」は、蕎麦が持つポテンシャルを100%引き出した結果。
ひと口啜れば鼻から抜ける香りの濃度に、きっと「今まで食べていた蕎麦は何だったのか」と唸ってしまうはず。
📜 江戸時代から続く伝統の極み。大正天皇も愛した「献上そば」の誇り。
数ある出雲そば店の中でも、<羽根屋>の名は特別な響きを持って語られます。
その歴史は江戸時代に遡り、代々の店主が守り続けてきた技術は、まさに芸術の域に達しています。
羽根屋の代名詞といえば、なんといっても「献上そば」。
大正天皇がまだ皇太子でいらっしゃった頃、出雲の地で羽根屋の蕎麦を召し上がり、その味に深く感動されたという逸話が残っています。
それ以来、昭和天皇皇后両陛下や梨本宮守正王殿下、賀陽宮恒憲王殿下など他の皇室にも献上される名誉を賜り、その品格ある味わいは「献上そば」として全国に知れ渡ることとなりました。

羽根屋で提供される割子の出雲そば。段の蕎麦に薬味が添えられる。
老舗としての伝統を背負いながらも、慢心することなく「最高の一杯」を追求し続ける姿勢。
そのこだわりは、厳選された国産の蕎麦粉と、熟練の職人による繊細な打ち込みに現れています。
歴史が証明するその信頼感は、大切な方への贈り物として、これ以上ない説得力を放っています。
羽根屋は皇室に愛され、江戸時代から続く由緒ある老舗ですが、姿勢は驕ることなく、店舗ではお値段もリーズナブルに提供するなど庶民の味方。
今でも行列のできる蕎麦屋として営業しています。
| 名称 | 羽根屋(本店) |
|---|---|
| 住所 | 〒693-0001 島根県出雲市今市本町549 |
| 電話 | 0853-21-0058 |
| 営業時間 | 11時~19時(15時~17時休み) オーダーストップ19時 |
| 定休日 | 正月 |
| 地図 |
🥰 噛むほどに広がる甘みと食感。本格「割子そば」を自宅で再現する贅沢。
羽根屋の本格出雲そばを口にした瞬間、まず感じるのはその「食感の妙」です。
「挽きぐるみ」特有の、少しざらりとした舌触りが心地よく、噛みしめると蕎麦の力強い甘みがじんわりと広がります。
のど越しも滑らかで、後味には清々しいお茶のような香りが残る。
このバランスこそが、老舗のなせる技です。
おすすめは、なんといっても出雲伝統の食べ方である「割子(わりご)そば」。
- 三段の器で楽しむ: 重ねられた割子(器)に直接つゆをかけ、薬味を添えて一段ずつ。
- つゆの深み: 力強い蕎麦に負けないコクとスッキリしたキレ。
- 自分好みの薬味で: ネギや海苔はもちろん、もみじおろしを加えると、蕎麦の甘みがより引き立つ。
自宅で楽しむギフトセットでありながら、その再現性は驚くほど高く、お湯を沸かして麺を茹で上げるだけで、あなたのダイニングが島根の名店へと早変わり。
冷たい水できゅっと締めた蕎麦のコシは、まさに専門店そのもののクオリティです。
🎁 心を届ける「本物の贈り物」。羽根屋のギフトセットが愛される理由。
そんな時にこそ羽根屋の出雲そばギフトセットが選ばれています。
蕎麦というシンプルな料理だからこそ、素材の良し悪しや作り手の想いが如実に現れます。
江戸時代から変わらぬ製法で余計なものを入れずに作られた本格派。
受け取った方は、その立派な佇まいと調理した瞬間に広がる香りに、送り主のセンスと心遣いを感じることでしょう。
出雲の神々が愛した歴史ある味。
<羽根屋>の本格出雲そばで、あなたも大地のエネルギーをまるごと味わう至福の体験をしてみませんか?
一口ごとに深まる伝統の味は、きっと一生モノの記憶になるはずです。
羽根屋の「献上そば」セットは以下の公式オンラインショップでお買い求めになれます。
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島根と言えばやっぱり出雲そば。ギフトに最適です! |
まとめ
健康を願う長寿のお祝いに、季節のご挨拶に、あるいはお世話になった方への感謝の印に。
もちろん、いつも頑張っている自分自身への「とっておきのご褒美」としても最適です。
キンキンに冷えた地酒を片手に、羽根屋の蕎麦を啜り、最後に濃厚な蕎麦湯で締める。
そんな贅沢な時間は、日々の忙しさを忘れさせ、心まで満たしてくれるに違いありません。
まだ出雲そばを召し上がった事が無い方、贈り物選びに困っている方はぜひご検討ください。

