こんにちは、旅行とグルメが大好きな食べ旅(TABETABI)です♪
皆さんは油揚げはお好きですか?
日本にいればどこでもお安く手軽に手に入るし、外食やお惣菜などにも入っていますよね。
味噌汁や鍋物
もち巾着
厚揚げ
きつね蕎麦
煮浸しなど
日本全国に浸透しており、一般的な食卓でもお馴染みの定番食材ですが、それゆえに各地では名物の油揚げ系ソウルフードも存在します。
今日は、中でも「油揚げの上位互換」と噂の熊本のソウルフード「南関あげ」をご紹介したいと思います。
そもそも油揚げはどう作られるの?
そもそも油揚げって何なのでしょう?
何だか分からないけど美味しいし味噌汁には大抵はいってるし考えたことない、なんて方もいるかもしれませんね。
油揚げの正体は実は、いつもスーパーで油揚げの近くに陳列されている「木綿豆腐」なんです。
油揚げ=豆腐?
木綿豆腐を薄くスライスして油で揚げたものが「油揚げ」、つまり大豆加工食品なんですね。
一般的に売られている木綿豆腐とは製造過程が少し異なりますが、油揚げ=木綿豆腐を薄く切って揚げたもの、という認識で相違ありません。
たとえば味噌汁は、味噌、豆腐、油揚げが定番ですが、これら全てが大豆加工品、厚揚げは揚げた豆腐で豆腐を包んでいる、というわけです。
因みに、
きな粉:大豆を煎って挽いたもの
納豆:大豆を発酵させたもの
厚揚げ:木綿豆腐を揚げたもの
枝豆:大豆から更に育った状態
豆乳:茹でた大豆の搾り汁。豆腐を作る過程で出来る
おから:豆乳を作った際の搾りかす。
高野豆腐:木綿豆腐を凍らせて熟成させたもの
などなど、日本の食卓に大豆加工食品は欠かせないものとなっており、日本各地でそれぞれ独自に進化しているものも多くあります。
油揚げもその1つですが、今回はそんな油揚げの上位互換とウワサの「南関あげ」をご紹介したいと思います。
【油揚げの常識を覆す!】長期保存OK、ふっくらジューシー!熊本のソウルフード「南関あげ」で、食卓に革命を!
日本での毎日の食卓に欠かせない油揚げ。
味噌汁の具に、煮物に、と大活躍ですが、一方で
「食感がパサつきがちで…」
といった悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。
そんな油揚げに対する常識を根底から覆す、まさに「油揚げの上位互換」と呼べる逸品が密かに注目を集めています。
それが今日ご紹介する、九州圏以外ではあまり馴染みがありませんが熊本ではよく知られる地元の特産品でありソウルフードでもある「南関あげ」です。
この「南関あげ」の製造を手掛ける食品メーカーの1つが、玉名郡南関町にある老舗企業、塩山食品。
地元に伝わる昔ながらの伝統食品を長年の経験とこだわりをもって製造しています。
なぜ、この「南関あげ」は、これほどまでに熊本県民に愛され、そして知る人ぞ知る絶品食材として注目されているのでしょうか。
その秘密は、一般的な油揚げとは一線を画す「長期保存が可能でふっくらジューシーな食感」<、そして、職人のこだわりが詰まった製法にありました。
常識外れの「長期保存」と「ふっくら食感」の秘密
「南関あげ」は、熊本県南関町に古くから伝わる揚げ豆腐(油揚げ)です。
昔から家庭料理で親しまれた伝統食品ですが、一般的な揚げ豆腐や油揚げとは、その日持ちの長さと食感が大きく異なります。
1. 長期保存を可能にした伝統製法
一般的な揚げ豆腐は、水分が多く夏場などの保存が難しいのが難点です。
しかし、「南関あげ」は、製造過程でスライスした豆腐を1時間プレスにかけるという、一般の油揚げでは含まれない工程を入れ、水分を極力減らしながら揚げる製法を用います。
この製法により、市販される油揚げよりも水分の含有率が格段に低くなり、驚くことに常温で約3ヶ月という長期保存が可能になります。
もう、急いで使い切る必要はありませんし、冷凍保存する作業や冷蔵庫を圧迫する事もなくなります。
ストック食材として常備できるのは、忙しい現代の食卓にとって非常にありがたい存在ですよね。
2. ふっくらジューシーな独特の食感
「長期保存」と聞くと、「カリカリに乾燥しているのでは?」と思うかもしれませんが、これもまた南関あげの常識破りな点。
南関あげは、プレスして水分をしっかり抜いた木綿豆腐をヘルシーなキャノーラ油で低温と高温のフライヤーを使い、職人が目視しながら1枚1枚手揚げ、4倍にまでふわふわに膨れた油揚げだけを厳選します。
水分が少ないにもかかわらず、南関あげは一度だしや水分がしみ込むと食感がふっくらジューシーに変化します。
この独特の柔らかな食感こそが、南関あげが持つ大きな魅力の一つです。
また、作りたての味わいや香りが長持ちするのも特徴の1つ。
カリッとした表面に、ふっくらジューシーな塩山食品ならではの味わいを職人のこだわりと手づくりへの想いがあるからこそ実現しています。
老舗の技が光る!塩山食品の「南関あげ」へのこだわり
塩山食品は長年の経験を経て、よりおいしい南関あげの製法を完成させました。
その品質は、老舗ならではの徹底したこだわりに支えられています。
- 大豆へのこだわり:
おいしさを一定に保つため、独自にブレンドした複数の大豆を使って作られた豆腐を使用しています。これにより、南関あげの風味の土台となる、深いコクと旨味が生まれます。 - 職人による手づくりへのこだわり:
揚げムラや割れがないように、職人が一枚一枚チェックしながら製造しています。この手間暇を惜しまない手づくりへのこだわりが、いつも変わらない美味しさを支えています。 - 厚さと油へのこだわり:
良い食感と味わいを出すために厚さや使用する油へのこだわりも徹底しています。揚げの厚みを調整することで、だしがしみ込みやすい構造と、ふっくらとした食感の両立を実現しているのです。
無限大の汎用性!「だし」がしみ込む魅惑のレシピ
南関あげの魅力は、その汎用性の高さにもあります。
一般的な油揚げと同じように使えるのはもちろん、そのだしや水分がしみやすい特性を活かしたレシピは食卓を豊かにしてくれます。
公式では巻きずしの海苔の代替として南関あげを利用しています。
名付けるなら巻き稲荷ずし、といったところでしょうか。
お気に入りの具材とご飯を南関あげで巻いて、食べやすくカットしてホームパーティなどに。
海苔の代わりに南関あげでご飯を巻いた巻き寿司は、優しい味わいで、海苔が苦手な方にもおすすめです。
或いは定番通り、ひじきの煮物のお供に。
醤油とみりんに煮込まれた旨味を、水分の少ない南関あげを使う事で、より旨味を吸い、いつも以上の味わいになりますよ。
その他、サラダに加えるのも有りなんだとか。
カリっとした歯ごたえがクルトンのような役割を果たす、一風変わったユニークでオシャレな南関あげサラダにチャレンジしてみましょう。
その他にも、卵とじ、炒め物、袋煮など、工夫次第でレパートリーは広がり、日々の献立に新しい風を吹き込んでくれます。
「南関あげ」で、日々の食卓を覚醒させよう
九州圏以外では馴染みが薄いが、熊本では愛されるソウルフード。
常温で約3ヶ月の長期保存が可能でありながら、だしがしみ込めばふっくらジューシーな食感。
そして、老舗・塩山食品の職人が、大豆、厚さ、油にまでこだわった製法。
「南関あげ」は、単なる油揚げではありません。
それは、熊本の伝統と職人の情熱、そして「食を通じて最高の喜びを届けたい」という願いが凝縮された郷土料理なのです。
いつもの食卓に、この「南関あげ」を加えてみませんか?
塩山食品が誇る「南関あげ」は以下のオンラインショップでお買い求めいただけます。
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熊本県の知られざるソウルフード「南関あげ」は味も保存も全て満足! |
まとめ
一口食べれば、そのジューシーな口溶けと、奥深い旨味に魅了されることでしょう。
そして、気がつけば、あなたも「もう普通の油揚げには戻れない」という、その感覚の虜になっているはず。
手軽に美味しく、そして贅沢に。
そんな理想の食生活を叶える、奇跡の逸品。
今すぐこの感動を、あなた自身で体験してください。
きっと、冷蔵庫に常備したくなる、手放せない一品となることでしょう。
この機会をお見逃しなく!
