素材の全てに妥協しない。伝統を引き継ぎながら新しい定番を生み出した老舗「平宗」の豪華な柿の葉寿司

柿の葉で寿司を包んだ柿の葉寿司。サバと鮭がスタンダードなネタ。 奈良
柿の葉で寿司を包んだ柿の葉寿司。サバと鮭がスタンダードなネタ。
購入者評価:4.5(※執筆時現在)

こんにちは、旅行とグルメが大好きな食べ旅(TABETABI)です♪

皆さんはお寿司はお好きですか?

「好きな食べ物アンケート」などで度々1位を獲得、いまや日本食のアイコンとしても知られる世界的な人気の定番シーフードとしても君臨している「お寿司」

しかし、知ってる方も少なくありませんが、寿司には多種多様な種類がありますよね。

寿司といえば多くの場合は「握り寿司」。

寿司といえば多くの場合は「握り寿司」。

お寿司の種類ってどれくらい?

時代や技術が進むにつれ、寿司のネタや作りも進化、多様化してきた。

時代や技術が進むにつれ、寿司のネタや作りも進化、多様化してきた。

「寿司」と聞けばおそらく100%に近い人が握り寿司をイメージするでしょうし、著者ももちろん例外ではありません。

しかし、日本人なら知っての通り、「寿司」には色々な種類があります。

そもそも寿司の定義は「酢飯などと主に魚介類を組み合わせた和食」であって、握る事が必須ではありませんし、そもそも寿司は今で言う「馴れ鮨」という発酵食品でした。

私たちがイメージする一般的なお寿司は現在は「握り寿司」と呼ばれていて、元は「江戸前寿司」と呼ばれていました。

江戸前は江戸城の前、つまり今で言う中央区(佃島)で、ここであれば魚を保存せずとも漁獲後すぐに捌いて提供できる環境だったのです。

こうして生まれたのが新鮮な生魚で提供する寿司、江戸前寿司=握り寿司、というわけです。

ですが、内陸や江戸以外では寿司は保存食だったため、今もその文化が郷土料理という形で残っている事が多かったりします。

改めて、どれくらいの種類があるのか見て見ましょう。

寿司の種類

色々な寿司

前述したように寿司は酢飯と魚介を合わせた和食を差しますので握ってあることが必須ではありません。

その事は以下の寿司の種類を見れば分かるはずです。

握り寿司: 江戸前寿司。生魚を捌いて酢飯に乗せて握って提供する。
いなり寿司: 酢飯や混ぜご飯を、甘辛く煮た油揚げに詰める。
巻き寿司: 海苔で具材を巻いた寿司。軍艦も巻き寿司に該当する。
ちらし寿司: 五目寿司、ばら寿司とも言う。酢飯の上に具材を散らす。
箱寿司: 大阪寿司。木箱に寿司を詰める。生食材を使わず、酢に塩や砂糖を混ぜる。
馴れ鮨: 寿司の原型。魚を塩と米で乳酸発酵させる保存食。※ふな寿司
押し寿司: 箱寿司から発展。握り寿司の原型。箱に酢飯を詰め、ネタを重ねて蓋で押す。
SUSHI: 海外で生まれた創作寿司。魚を使わない、油で揚げる等、独自に発展し続ける。
そのほか: 手毬寿司、肉寿司、納豆巻き、天ぷら寿司など日本でも多様化している。

大きく分けでこのようなカテゴリで寿司は分別できます。

例えば駅弁で有名な鱒ずしやサバ寿司、バッテラ、秋刀魚寿司、柿の葉寿司などの郷土料理は押し寿司の一種、昆布で巻く松前寿司や焼き卵で酢飯や具を巻く伊達巻寿司といった巻き寿司、の一種、魚を使わず高菜を具材にしためはり寿司、納豆寿司、山菜などを具材にした田舎寿司など魚貝を使わない寿司など様々な寿司が各地で定着しています。

各地の寿司は全て創作などではなく、握り寿司が一般化しただけで、古い歴史のある郷土料理としての寿司も多く、いずれも今も進化し続けているなど、日本人の寿司好きが見て取れますね。

今日は、この中の「柿の葉寿司」にフォーカスしてみましょう。

柿の葉寿司とは

柿の葉で寿司を包んだ柿の葉寿司。サバと鮭がスタンダードなネタ。

柿の葉で寿司を包んだ柿の葉寿司。サバと鮭がスタンダードなネタ。

柿の葉寿司は読んで字のごとく、柿の葉っぱで包み、押して整える押し寿司の1つです。

奈良県を中心に、和歌山県や石川県の加賀地方、鳥取県の智頭地方でも見られる郷土料理ですが、それぞれ具が違ったりと地域差はありますが、「鯖・鮭をネタにする」「柿の葉で包む」といった点は共通しています。

柿の葉寿司の歴史は古く、江戸時代に生まれた食文化と考えられており、当時の漁師が近海で獲れたサバの腹に塩を詰めて大和(現在の奈良県大和郡山市あたり)に運んでいましたが、塩気が強すぎるので和らげるために塩漬けのサバを薄く切って握り飯と一緒に柿の葉で包む食べ方を考案したと考えられています。

柿の葉は奈良県発祥とされる渋柿の品種の刀根早生がほどほどの大きさで柔らかく一口大のご飯とスライスした魚を包むのに丁度良かったのですが、それだけでな柿の葉の風味が付けられて殺菌効果もあり当時から食の保存に用いられていた伝統的な手段でした。

明治時代になると、江戸末期頃から奈良で寿司や川魚、乾物などを取り扱う「平宗」が鮭を取り入れた柿の葉寿司を考案、現在では「柿の葉寿司には鯖と鮭が定番のネタ」となりました。

今日は、そんな今の柿の葉寿司の形を定着させた「平宗」の柿の葉寿司をご紹介します。

🍣 奈良吉野の伝統を柿の葉で受け継ぐ郷土寿司<柿の葉寿司>の変わらぬ美味しさに触れてみよう。

奈良吉野の伝統を柿の葉で受け継ぐ郷土寿司<柿の葉寿司>の変わらぬ美味しさに触れてみよう。

古都・奈良の風景を思い浮かべるとき、鹿の鳴き声や大仏様の荘厳な姿と共に、ふっと鼻をくすぐる芳醇な香りの記憶はありませんか?

それは緑鮮やかな柿の葉に包まれた先人たちの知恵と情熱が詰まった宝物。

今回ご紹介するのは、奈良の郷土料理としての枠を超え、いまや「至高のグルメ」として全国の食通たちを唸らせている老舗「平宗(ひらそう)」の柿の葉寿司です。

創業は江戸時代末期の文久元年(1861年)。

材木市として活気に溢れていた吉野上市の地で産声を上げた平宗は以来160年以上にわたり一貫して「本物の味」を追求し続けてきました。

昭和26年には天皇陛下への献上の栄誉も賜ったという、まさに折り紙付きの格調高さ。

しかし、その真髄は決して格式張ったものではなく一口食べれば誰もが「あぁ、美味しい……」と自然に目尻を下げてしまうような、どこか懐かしく、そして圧倒的に洗練された「優しさ」にあります。

🍃 文久元年からの物語。天皇献上の歴史を刻む、老舗「平宗」の誇り。

柿の葉寿司は、もともと山深い吉野の家庭料理として海の幸を届けるための保存食として生まれたものです。

平宗はその伝統を大切に守りながらも料理人たちの絶え間ない研鑽によって「芸術」の域まで高めてきました。

江戸時代から続く歴史の重みは、単なる時間の経過ではなく、味に対する誠実さの積み重ねです。

文久元年からの物語。天皇献上の歴史を刻む、老舗「平宗」の誇り。

平宗が提供するのは単なる「寿司」ではありません。

奈良の豊かな文化と吉野の風土、そして職人の魂が重なり合って生まれる「伝統の体験」そのものです。

蓋を開けた瞬間に広がる柿の葉の清々しい香りと整然と並ぶ美しい姿。

その背景にある160年の物語を知れば一粒一粒がより一層愛おしく深く感じられるはずです。

🌾 350年の伝統を誇る酢と、奈良の恵みが育んだ米。素材への「妥協なき吟味」。

350年の伝統を誇る酢と、奈良の恵みが育んだ米。素材への「妥協なき吟味」
「平宗の柿の葉寿司は、なぜこんなにも喉越しが良く後味が上品なのか」

その答えは表からは見えない「酢」と「米」への徹底したこだわりの中にあります。

まず、味の要となる酢には350年以上の歴史を持ち、宮内庁御用達にも選ばれた「マルカン酢」を使用しています。

まろやかでありながらもキリッとした芯があり、ネタの旨味を最大限に引き立てる名脇役。

醸造のプロが認めた最高峰の酢を使うことで柿の葉寿司全体のバランスを一段高い次元へと押し上げています。

酢を受け止めるのが、奈良盆地で健やかに育った上質な「ヒノヒカリ」

そして、その酢を受け止めるのが、奈良盆地で健やかに育った上質な「ヒノヒカリ」です。

清らかな山の水だけが注がれる贅沢な環境で育てられたこの米は粘りと甘みのバランスが絶妙。

一粒一粒がしっかりと立ち、酢との馴染みが良い。

噛みしめるほどに米の甘みが広がり、ネタの脂と溶け合う瞬間は、まさに至福のひとときです。

🐟 五感で味わう三種の競演。鯖・鮭・鯛が織りなす「贅の極み」。

五感で味わう三種の競演。鯖・鮭・鯛が織りなす「贅の極み」

今回ご紹介するセットは代表的な三種のネタが楽しめる、平宗の魅力を凝縮した12個入りの一箱

それぞれの個性を、敏腕ライターの目線で徹底解剖しましょう。

まずは不動のエース、「鯖(さば)」

不動のエース、「鯖(さば)」

柿の葉寿司の代名詞とも言える鯖は厳選され国産の脂が乗った鯖だけを使用しています。

伝統的な塩加減によって身が締まり、噛むほどに溢れ出す青魚特有の力強い旨味。

そこに柿の葉の殺菌効果と香りが移ることで生寿司とは全く異なる熟成された深い味わいが完成します。

続いては、見た目にも鮮やかな「鮭(さけ)」

見た目にも鮮やかな「鮭(さけ)」

柿の葉をめくった瞬間に現れる美しいサーモンピンクの色。

その華やかさはさることながら繊細な身質と上品な脂の乗り具合は女性や子供たちからも絶大な人気を誇ります。

鮭の甘みと酢飯の酸味、そして柿の葉の香りが三位一体となって五感を刺激します。

そして、通を唸らせるのが「鯛(たい)」

通を唸らせるのが鯛

身が非常に柔らかく食べやすい鯛は、程よく上品な脂が特徴。

白身魚ならではの清涼感があり、コース料理のクライマックスのような贅沢感を味わえます。

この三種が一箱に詰まっていることで食べるたびに表情が変わる、飽きのこない感動を約束してくれます。

🌲 吉野杉の杉箱が演出する特別感。チルドだからこそ実現できる「本物」の鮮度。

 吉野杉の杉箱が演出する特別感。チルドだからこそ実現できる「本物」の鮮度。

平宗のこだわりは味や素材だけにとどまりません。

それを包み込む「器」にも吉野の誇りが込められています。

お届けに使用されるのは吉野杉を用いて丁寧に作られた専用の杉箱

木箱特有の穏やかな吸放湿性が、お寿司の湿度を最適に保ち、さらに杉のほのかな香りが食べる前の期待感を最高潮に高めてくれます。

食べ終わった後、この箱を手元に残しておきたくなるほどの工芸品のような美しさは贈り物としてもこれ以上ない満足感を与えてくれるでしょう。

そして何より、平宗が貫いているのが「チルド(冷蔵)」でのお届けです。

最近では冷凍の技術も進歩していますが平宗はあえて賞味期限が3日という鮮度との真剣勝負を選んでいます。
(※配送に2日かかるエリアは到着日が賞味期限となります)

それは冷凍では損なわれてしまう米の「もっちり感」柿の葉の「生きた香り」をそのまま届けるため。

届いたその時が、まさに最高の食べ頃。

不便さを厭わず美味しさの頂点を追求する老舗の矜持が、このチルド配送という選択に表れています。

🍶 奈良の風土を感じる悦び。歴史を噛みしめる大人のための「至福のひととき」。

奈良の風土を感じる悦び。歴史を噛みしめる大人のための「至福のひととき」

これほどまでに洗練された柿の葉寿司が手元にあるのなら、ぜひ最高の一杯を用意してください。

キリッと冷えた奈良の地酒はもちろん、温かいほうじ茶と共に、ゆっくりと時間をかけて味わう。

葉をめくるたびに現れる宝石のようなお寿司を前に、今夜の食卓は一気に古都・奈良の静謐な空気感に包まれるはずです。

著者個人的には、同じくヒノヒカリを使った奈良の地酒「春鹿がオススメです。

🤝 伝統を継承する老舗「平宗」の柿の葉寿司をぜひ試して。

 伝統を継承する老舗「平宗」の柿の葉寿司をぜひ試して。

「平宗」の柿の葉寿司。

それは単なる名産品ではなく私たちが忘れかけていた「手間暇をかける美学」を思い出させてくれる逸品です。

伝統を引き継ぎながらも、常に新しい「美味しい」を更新し続ける老舗の味。

自分へのとっておきのご褒美に、あるいは大切な方への心のこもった贈り物に。

蓋を開けた瞬間のあの感動を、ぜひあなたも体験してみてください。

一度その味を知ってしまったら、もう普通の柿の葉寿司には戻れなくなる……そんな覚悟が必要なほど、罪な美味しさなのです。

そんな「平宗」の柿の葉寿司は以下のオンラインショップでお求め頂けます。

奈良の郷土料理、柿の葉寿司にトライしてみよう!

まとめ

奈良で今も紡がれる伝統の味。

150年前に奈良吉野で商人たちに親しまれてきた地元の味は、常に進化し続け、いつしか奈良を超え日本中で愛される郷土料理となりました。

独特でユニークな柿の葉の香りを有した美しい寿司、老舗・「平宗」が150年守り続けてきた柿の葉寿司をぜひご賞味ください。

鯖、鮭、鯛のいずれも、きっとご満足いただけるでしょう。

寿司を愛する方、伝統を愛する方、日本を愛する方へのギフトにもオススメです。

歴史を紡いできたストーリーと共に、大切な方へ、ぜひご検討ください。

平宗の柿の葉寿司は奈良県吉野の「ふるさと納税返礼品」にも指定されています。

上記でご紹介した柿の葉寿司とはネタが異なります(鯛が入っておらず穴子になっている。)が、こちらも合わせてチェックしてみてくださいね。